怒涛の東北旅行記(3) [travel]
東北旅行3日目です。前日のうちに平泉から盛岡まで移動しました。さすがに岩手まで来ると9月と言えど寒いです。朝晩なんて上着がないと辛いほど…。
盛岡駅より仰ぎ見る岩手山
この日の夕方に秋田駅で友人と待ち合わせており、それまでいかに移動しつつ時間を潰すかというのがこの日のテーマ。盛岡からは秋田新幹線で1時間半ほどで秋田に着けますが、このルートは過去に何度も乗っているため却下。代わって、遠回りになるものの、いったん青森県の弘前に出て、そこから日本海沿いを鉄道で南下するJR五能線経由のルートで行くことにしました。
まずは、盛岡より高速バスで弘前を目指します。所要2時間ほど。
東北道より再び岩手山
ほどなく弘前に到着。ここでその五能線の快速「リゾートしらかみ」号というのに乗車です。日本海側を延々走り、約5時間かけて秋田まで行くという列車。聞くところでは、五能線というのは日本でも屈指の車窓を誇る路線らしく、この「リゾートしらかみ」号は鉄道ファンには絶大な人気を誇る列車らしいです…。かつて、白神山地方面に旅行で行った際に存在を知り、以来一度乗ってみたいと思っていたのでした。
その「リゾートしらかみ」号
車内は、特急列車なみのシートが装備されているほか、車端部にはラウンジのような席があったり、また2号車がお座敷のようになっていたりとなかなか面白い車両でしたね。
その車窓ですが、さすがとも言える眺めが展開されます。
岩木山
まずは津軽富士こと岩木山が見えてきて…ほどなく日本海に出ます。
一気に視界が開けます
千畳敷と呼ばれる岩場
海に近い所を走ります
こちらは青森県深浦付近
ちなみに、この沿線は観光地としてかなりオススメです。波打ち際の温泉があったり、洒落たコテージの並ぶ宿泊施設があったりで、しかもどこも眺めが良いし。さらに、十二湖の青池は必見です。今回は行きませんでしたが、以前行った時にその湖面のあまりにも透明な青さが強烈に印象に残っています。
青池(イメージ)
さらに、東北の日本海側といえば忘れてはいけないのが夕日です。
夕日と言うにはまだ早いか
が、列車時刻の関係上、日没となる頃には能代付近の内陸を走っていたのでした。残念。
かろうじて一枚
ということで、いよいよ秋田に到着です。
秋田もかれこれ4度目の訪問
友人と合流し、旅が激しさを増すのはこれからです。次回を待て。
五能線は昨年夏に乗りました。ただ、朝早くでたのでしらかみ号には乗れず、各駅でゴトゴトと弘前-能代間を移動しました。とにかく海がいいですよね。bone-shakerさんの写真を見て懐かしくなりました。
これから「怒涛」に拍車がかかるようですね、楽しみにしております!
by うつぼ (2006-10-01 20:26)
utsubohanさんも五能線に乗られてたんですね。思った以上に海に近いところ走っていたおかげで、車窓から見る海の眺めががホント素晴らしかったです。しらかみ号ではなく、各駅というのもある意味風情があって良さそうですね。
by bone-shaker (2006-10-02 00:22)