怒涛の東北旅行記(5) [travel]
5日連続でお届けしてきたこの旅行記も、いよいよこれが最終回です。秋田周辺ドライブ二日目は、前日から一転北に向かい十和田湖を目指すことに。
十和田湖は秋田と青森の県境にありまして、秋田市内からは結構な距離と時間がかかります。主なルートとしては、男鹿半島の付け根から国道285号線に乗り、マタギで有名な上小阿仁を抜けて、大館に出ます。大館まで来れば、舗装の行き届いた十和田スカイラインでほどなく到着。こう書けば早いようですが、実際には3時間近くかかったはずです。
で、十和田湖目前の発荷峠にて一気に視界が開けます。
展望台よりの眺め。
湖畔まで降りて散策してみることに。
砂浜に寄せるさざなみ
何となく松島を思い起こさせる松の小島
砂浜をひとしきり散策した後、車で湖の反対側に周ってみる事に。こちらは人も商店も少なく、非常に落ち着いた雰囲気です。
静かな湖畔のおもむき
湖面もおだやかです
何となくスコットランドっぽい
この静けさと雰囲気にスコットランドのロッホ・ロモンドを思い出しましたね。改めて考えると、東北とスコットランドは、雰囲気や人の気質、訛りの強さなど共通点が多い気がします。
さて、本当はこの後に奥入瀬渓流にも行きたかったのですが、時間切れで秋田に戻らざるを得ませんでした。というのも、この日の夜の寝台特急で大阪まで帰ることになっていたため。秋田~大阪は、飛行機か寝台特急くらいしか直行できる手段は無く、結局は寝台特急が一番コストのかからない移動手段になるのです。
そういうわけで、久々の東北観光でしたが、非常に満喫できましたね。何せ福島以外の5件を全て周ったわけで…。あとは過酷なドライブを敢行してくれた友人Fにも感謝です。にしても、東北は広く奥深いエリアだと今回強く実感しました。また機会をみつけてぜひ再訪したいところです(次はおそらく2年後かな)。
今回は水のある景色が多かったですね。(石段も印象的でしたが)
同じ東北でも移動の仕方やどこを観光するのか、十人十色だなあ、と当たり前なんですが改めて思いました。
bone-shakerさんが乗った帰りの寝台特急、羨ましいですよ。
今度秋田に行くことがあれば、帰りは大阪まで寝台で移動して、それからこだまに乗ってダラダラ東京まで戻ってくるのも一興だな、とか想像してしまいました。(笑)
by うつぼ (2006-10-03 23:03)
そうですね、これが関東なら東京・横浜・ディズニーランド、関西なら京都と奈良とかって定番コースがあるのに、東北はどこをどう周っても見所がありますからね。個人的には、残すところ三陸海岸と山形の内陸部が依然として未踏なので、いずれこれらも行って東北完全制覇を目論見たいと思ってます。
寝台特急もたまに乗ると良いもんですよ~。車内で横になれるのは何と行っても楽だし、さらに寝て起きたら目的地というのも魅力です。あるいは、夜中の静かな車内でビール片手にボーっとするのも旅情があって良いし(笑)。そういえば、確か秋田からは上野まで行く寝台特急もあったと思いますよ~。
by bone-shaker (2006-10-04 23:37)